知床五湖

この自然美は特筆もの!時間を取ってぜひ歩いて欲しい

2011年から遊歩道の自由立ち入りが規制され、
事前にレクチャーを受けたり、
有料ガイドと共に行動することが義務づけられました。

知床連山に降った雨や雪が、地下水となり湧出して生成される湖。原生林に囲まれた神秘的な湖で、一湖から五湖まで90分ほどで周れる散策路が整備されています。しかし、熊出没多発地帯のため、二湖〜五湖はレクチャーを受けてから歩くか、有料ガイドと共にツアーで歩くことになります。一湖だけなら高架木道を歩き往復40分で観ることもできます。ところが一湖だけ観ても感動するほどの自然を満喫できません。やはり全湖を絶対観るべきでしょう!なお、知床監視員はクマ除けスプレーを常時携帯しているくらいで、マジで熊が出ます!早朝など、勝手に立ち入らないでください。

次項から地上遊歩道散策の様子を、有料レクチャーからご覧頂きますが、結構な値段のするガイド引率ツアーが良いのか、レクチャーを受けてソロで入場するのが良いのかは、次のような条件で各自が判断してください。

ガイド引率ツアーを選択するひと

・この程度のツアー料金はまったく気にならない
・ただ歩くのではなく、ガイドの話を聞きながら五湖を満喫したい
・クマが怖いので単独では無理

レクチャーを受けて単独で行動する

・ツアー料金高すぎと思う
・大勢で歩くのは嫌い
・じっくりとマイペースで写真を撮りたい

期間により地上遊歩道の入場制限が異なります

5月10日〜7月31日

ヒグマ活動期のために、自由立入禁止期間
事前に予約をした上で、有料ガイド引率のツアーに参加しなければなりません。五湖から二湖までの2.5kmを約150分で周回します。ツアーの料金は、ガイドにより異なり4,000円〜5,000円となります。8:00から約10分置きで10名程度のグループが出発となります。そのため、何時何分出発のツアーに参加するのか、事前に申し込みをする必要があるため、空席がなければ、ぶらり旅での参加はできません。

8月1日 〜10月20日

レクチャーを受ければ自由立入可能期間
250円の有料レクチャーを受ければ、引率なしに地上遊歩道を歩けますが、10分置きに50名、1日の上限3,000名の範囲での入場となります。そのため、混雑期はレクチャーすら受けられない可能性があります。ただ、混雑期は限定的なので、それ以外であれば予約なしでも余裕でレクチャーを受けられます。

管理団体のウトロ自然保護官事務所 では、混雑期はレクチャーの事前予約を推奨しています。予約は電話・FAX・メールで、立入日の10日前から受け付けています。0152-24-2297/ウトロ自然保護官事務所

5月10日〜7月31日までは問答無用でツアーに参加するしか選択肢はありませんが、8月1日〜11月の閉園までは単独行動も可能になります。筆者が地上遊歩道を単独入場したのは9月9日。この日は金曜日でした。有料レクチャーを受けたのは5名程度ですぐに入場。にもかかわらず、コース上では常に誰かと共に移動していたという状態でした。それだけツアーを含めて人が入場しているのです。これだけ人が歩いていると、バッタリ熊に遭遇ということはないと思われました。

有料レクチャー

1.自由立入可能期間(8/1〜閉園)の場合、まず初めに知床五湖フィールドハウスにてレクチャーを受けなければならない。これは250円の有料講習。講習室は2部屋あり、10分間隔で実施されています。

2.レクチャーを受けるために自動券売機で料金を払います

3.受付に申請書を提出します。申請書は道の駅などにもあります

4.レクチャーは約15分間。そのうち10分間はVTRを見る。人が話すのは1分程度。レクチャーとは名ばかりの内容にちょっと唖然!まぁ〜簡単でいいのですけれど

フィールドハウス→五湖

レクチャーを終え、知床五湖フィールドハウスを出て7〜8分ほどで五湖に到着。そうなのです、五湖巡りは1〜5ではなく、5〜1へと反時計回りで巡ります。地上遊歩道は2011年からの規制の際に新設されたものではなく、以前から存在したもので、特にこれといった再整備は成されていません。ツアー制やレクチャー制導入以前はしょっちゅう閉鎖されていた遊歩道。新制度採用後はなぜいつも歩けるのか? 摩訶不思議なシステムに首を傾げながら歩を進めたのです。

遊歩道には要所要所に指導標が立っており道に迷うことはなし

湿地も多く木道が整備されている

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