根室十景をまとめてみました

道東に多く見られる観光十景。根室を見てみましょう

○○百景や、○○八景など日本各地に点在する景勝地。なぜか北海道の道東方面には観光十景を選定している市町が集中しています。ほかは概ね八景なのですが、ナゼか十景。ということで、ここでは根室市選定の「根室十景」をまとめてみました。数枚の写真で紹介しきれないポイントは、別頁へジャンプし詳細を読めるようにしています。(天候が悪く写真がイマイチのポイントは、再取材後にLINK設定します)

1.長節湖(ちょうぶしこ)

周囲わずか5kmの小さな湖。隣にある温根沼より遥かに小さいのですが、こちらは「湖」で、比較的大きな汽水湖である温根沼は「湖」ではなく「沼」。呼称って難しい。ネットなどで調べても沼と湖の区別には明確な定義はないとされていますが、筆者の勝手な考えとしては、流出入河川がない水溜まりが池と沼、河川や海が接続されている比較的大きめのものが湖、と勝手に解釈しています。ただし、摩周湖はこの定義に当てはまらないんですよね〜。と、話が脱線しましたが、この長節湖ですが、湖を周回する遊歩道があるネイチャリングスポットだったのですが、クマの出没を理由に閉鎖されています。取材で訪れたとき、散策路は荒廃しており廃道状態に。クマのせいにしてますが維持費の問題でしょうね〜?!根室十景に入ってはいますが、駐車場と広場があるのみで、湖面を見通すポイントもなく、残念ながらイマサンといったところです。

十景看板が建っているところは、タダの広場で湖面も離れており、背伸びしてもよく見えません!なお、マップ上の「長節湖P」ではなく、それより南の広場に看板が建っています。

2.風蓮湖(ふうれんこ)

風蓮湖は、根室十景に選ばれているものの、別海町にまたがっており別海十景にも指定されています。根室湾に接続する汽水湖で、複雑な形状から周囲長は北海道の汽水湖では最長。96kmもある周囲にもかかわらず、人が容易に近づけるポイントは少なく、根室では「春国岱」と「道の駅スワン44ねむろ」などに限られます。根室十景の木製看板はこの道の駅にあります。訪れる人の99.9%は、建物の中か展望テラスから湖を眺めるにとどめていますが、湖畔までの散策路が付いているので、時間があればちょっと歩いてみましょう。ただし、湖面は綺麗かといえば、残念ながら濁り水ですけど・・・・。大事なのは旅情ですよ、旅情!歩きましょう〜

3.浜松海岸

落石と昆布盛の間にある弓なりの浜が「浜松海岸」。写真がしょぼくて申し訳ないのですが(近々に撮り直します)、弓なり浜の光景よりは海に浮かず2つの島が見どころのようです。が、特別風光明媚かと聞かれれば、「う〜〜〜ん」と答えるでしょうか・・・・。近くにトイレがある駐車場がありますが、木製看板は駐車場から南へ900mの個人宅のような空き地に建っています。

 

4.根室車石

花咲灯台のすぐ足元にある奇岩「根室車石」。柱状節理という独特な景観を見せる岩壁は各地に見られますが、この車石は「放射状節理」という非常に珍しい岩塊。綺麗なトイレを完備した中振りの駐車場から、花咲灯台を経由する散策路が整備されています。なかなか立派な散策路で、この景勝地への力の入れようが判ります。車石の周囲には1〜3m規模の小型車石も数多くあります。本家のみを見て帰る人がいますので、小型車石も見落とさずご観覧下さい!

5.北方原生花園

75ヘクタールの広さで6 月下旬~9 月上旬にかけて約100種類の花々が咲き誇る日本最東端の原生花園です。と、観光協会の資料に記載されていますが、6月から7月に数度訪れていますが、お花で一面埋め尽くされているのを見たことがありません。ましてや8月のお盆休み時期にとなると、花畑を期待するのは無理でしょう。むしろ、オールシーズン見られる、根室市指定天然記念物の「ミズナラの風衝林」が主役ではないかという感じ。駐車場やトイレは非常に立派なのですが、大きな期待は禁物かと。

根室市指定天然記念物「ミズナラの風衝林」

6.明治公園

北海道で2 番目に古い、1875年(明治8年)に造営された国営牧場(開拓使根室牧畜場)の跡地を利用した市民公園。芝生広場には、1932年(昭和7年)と1936年(11年)に建てられた3基の美しいレンガ造サイロが並んでおり、すべて国の登録有形文化財と近代化産業遺産に認定されています。3基のサイロのうち第1サイロと呼ばれるものは高さ15m、直径6mと国内最大級。サイロの絶妙な配置とレンガの色、芝生や木々の緑、青空とのコントラストがたまらなくいい感じ!写真の撮り方によっては、日本じゃないように写るかも!ここはお薦めです!なお、公園自体も「日本の歴史公園100選」に認定されています。

7.納沙布岬

日本本土最東端の納沙布岬。ここは日本本土で最も早く朝日が昇ります。岬周辺からは北方領土と呼ばれる国後島、択捉島、色丹島、歯舞諸島を間近に見ることができ、近くて遠い島ということを実感できるでしょう。岬の先端部に建つ納沙布岬灯台は、北海道灯台発祥の地で、1872年(明治5年) に初点灯してから150年近くも海を照らし続けている歴史ある灯台。北海道開拓の歴史とほぼ重なる年月で、いかに早くからこの海に注目していたのかが伺い知れます。来訪者の多くは、「納沙布岬」の碑や望郷の家、土産店の周辺で見聞を終えて帰ってしまうようです。遠目に見えるからといって面倒がらず、本当の最東端である灯台まで足を運ぶようにしましょう。また、地味ではありますが、「北方館・望郷の家」、「四島の架け橋」をはじめとする数々の碑やモニュメント、「北方領土資料館」など、せっかく足を運んだのですから、時間を惜しまずひと通り巡って貰いたいものです。

8.落石岬

落石岬は何度も足を運んでいるのですが、未だかつて晴天のことが一度もなく、まともな写真がありません。完璧な取材が完了するまでしばらく保留とさせて下さい。

 

9.温根沼

国道44号を根室に向かうと、温根沼にかかる「温根沼大橋」を渡ります。橋を渡ってすぐに駐車場が完備されており、なんて観光客に優しい配慮だろうか、と思いきやなのであります。温根沼は周囲15kmの比較的大きな汽水湖。「沼」という名称ながら根室湾に接続しているほか、流入河川もあり、沼ではなく「湖」であると思う。にもかかわらず「沼」名称がついているのは、恐らくアイヌ語の沼という意味の「トウー」から来ているのであろうと推察されます。さて、前述の「観光客に優しい配慮」の件ですが、この温根沼は汽水湖のため、潮の干満に影響され水位が著しく変位します。干潮の時は、温根沼大橋の北側に大きな干潟が出現し潮干狩りができるのです。つまり潮干狩り客用駐車場だったのです。あ〜ら旅行者用ではなかったんですね〜。さて、皆さんが訪れるときは満潮でしょうか干潮でしょうか!

干潮時の温根沼と大橋

根室10景の木製看板は駐車場にはありません。なぜか駐車場から200mほど根室寄りの国道沿いに建っています。

10.春国岱(しゅんくにたい)

春国岱は、風蓮湖と根室湾との境にできた砂州。幅1.3km長さ8kmあります。この砂州の内容が非常に面白い。世界的に見てもかなり珍しい部類の砂州ではないかと思われます。少なくても北海道のほかの地域では見たことがありません。何が非常に面白いのかはこれから説明いたしましょう。

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