ポー川史跡自然公園(国指定史跡・国指定天然記念物・竪穴式住居世界一)

広大な史跡公園のため、レンタサイクルで巡ります

標津町開基100年を記念し、1980年(昭和55年)に開園した史跡公園。630ヘクタールというイメージの湧かない広大な敷地(東京ディズニーランド12個分!)の中に、標津町歴史民俗資料館・開拓の村、国指定天然記念物の標津湿原、湿原の奥にある国指定史跡の伊茶仁カリカリウス遺跡、の3エリアから構成されています。標津町歴史民俗資料館は入館無料ですが、他の2エリアは有料となります。入園料を支払うとレンタサイクルを無料で利用できるので、入園料というよりは自転車代と思えば安いものでしょう。資料館から伊茶仁カリカリウス遺跡まで距離があり、徒歩での観覧は2時間以上必要となります。自転車でも1時間かかります。オマケに遺跡周辺には熊が出るということで、熊除け鈴まで無料で貸してくれます!これは親切ですね〜(>_<)。

各エリアの詳細はこのあと記載しますが、この遺跡での見所は2,549もの竪穴式住居跡とヒカリゴケの自生でしょう。復元された竪穴式住居の中にあるヒカリゴケは蛍光塗料並みに光っています。羅臼のマッカウス洞窟が閉洞したため、直に見られるヒカリゴケの貴重な存在となっています。縄文遺跡に傾倒がある人であれば、けっして外してはならない遺跡公園といえます。

標津・中標津スポットマップ

標津町歴史民俗資料館・開拓の村

民俗資料館という名称になっていますが、展示は至ってシンプルで展示数も少なく、開拓の村と史跡の入場受付窓口がメイン業務のような感じ。大きなメイン展示室とやや狭め目の2ルームしかないのですが、狭い方にあるモニターで、この自然公園についての映像が流れています。史跡に入る前の事前学習に見ておいたほうがいいでしょう。

開拓の村エリアには、小学校、農家、納屋、漁業番屋、網蔵、海底電信基地が移築されており、内覧もできます。ただ、「村」と銘打っているものの、ただ並べて置きました感があり、「村」感はなし。その中でも、海底電信基地と小学校はなかなか見応えがあります。メインの伊茶仁カリカリウス遺跡からすると、取って付けたような感じなので、ここはサクッと見て次へ参りましょう〜

資料館の外観、入館は無料

見ておいた方がいい映像がある展示室

駐車場です、8月です、630ヘクタールに来訪者は筆者一人だけです(>_<)

入場料を支払うと自由に使える自転車

1897年(明治30年)に造られた海底電信基地です。標津と国後島を結ぶ海底ケーブルの揚陸施設でした。が、ケーブルの敷設工事は失敗し実際には使われなかった。建物はホンモノですが、中に置かれている機材は実際に使用したものではなく飾りでしょう。

旧高等小学校「伊茶仁教育所」の校舎。すべてが当時の古い備品ではなく一部が残っている状態。また、建物もずいぶん改修されており往時の姿を100%とどめてはいない。

こちらは農家の建物。上記の校舎と同じく、かなり改修の手が入っており開拓当時の悲壮感のようなものは伝わってこない。開拓の村というのだから明治期のものと思われるが、築年などいっさいの情報がどこにも掲示されていない。また、置かれているストーブ、タンス、食器棚、窓のガラスなど年代がバラバラで統一感がなく、時代考証もへったくれもない。突っ込みどころ満載なので、サクッと見て次へ参りましょう〜

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