黄金道路とモニュメント/望洋台

誰もが足を停める黄金道路の有名展望地

えりも町庶野から広尾町に至る国道336号、通称「黄金道路」。現在でも工事が続くこの道は、切り立った岸壁を掘削して建設したもので、あまりの難工事にいくらお金をつぎ込んでも完成しないことから、この名称がついたものです。太平洋の荒波が打ち寄せる男性的な海岸線が続き、快適なほどよいワインディングロードになっています。特別な絶景ポイントはありませんが、北国の厳しい自然を感じられる道のひとつといえます。なお、荒天や波の高い日は、半端ない水量の波をかぶることがあるのでご注意下さい。

えりも町スポットマップ

 「黄金道路」とは
広尾町の広尾橋からえりも町の庶野までの、31.7kmの国道336 号を別称「黄金道路」と呼んでいます。全線開通した現在でも、災害のためしばしば通行止めになる難所です。つい最近の2004年(平成16年)にも岩盤崩落事故で2名の犠牲者が出ています。ここに道路を造ろうとしたのは、北海道庁が置かれた1886年(明治19年)頃になります。正式開通が1934年(昭和9年)なので、開通までに48年を要したことになります。その後、1967年(昭和42年)に第1次改良工事が始まりましたが、こちらも完了するまでに14年。現在でも、自然災害に対応するためトンネル化工事が常時行われています。筆者は十勝生まれなので、黄金道路のことは物心が付く頃から聞かされていました。ネットでは、「建設のために黄金を敷き詰めるほどの費用を要したから」と出てきます。筆者が子供の頃聞かされたのは、「1m進むのに1億円ものお金がかかる難工事だから」というものでした。昭和30年〜40年代の1億円ですから途方もない金額だったのです。日本広しといえどもこれほど大金を投じた道路は他にないでしょう。

 

襟裳岬から北上すると、庶野地区を通過して間もなく現れる望洋台。ここに置かれるモニュメントは、旅人なら必ず足を停めるポイントになっています

望洋台の全景

もうひとつの「モニュメント」

上記の「黄金道路」モニュメントは、誰もが知る有名なものですが、実はこれは姉妹モニュメントであることをあまり知られていません。つまり「黄金道路」モニュメントは起点と終点の双方に設置されているのです。それが下記の広尾側にある「黄金道路」モニュメントです。ぜひ、黄金道路通過の折には姉妹共々お立ち寄り下さい。

案内看板は立っておらず、さらに石垣の上にあるため誰も気付きません

このような駐車スペースがあり、その脇に「これより黄金道路」の案内標識が立っています

望洋台
【住所】幌泉郡えりも町字トセップ
【電話】TEL:01466-2-2241/えりも観光協会
【滞在時間】10分
【駐車場】あり/無料

広尾側モニュメント
【住所】広尾郡広尾町字フンベ
【電話】TEL:01558-2-2111/広尾町役場
【滞在時間】10分
【駐車場】あり/無料

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