たぶん誰も知らない〜日本新三景の碑_大沼公園

北海道にあった!「日本新三景」

日本三景といえば、宮城県の松島・京都府の天橋立・広島県の安芸の宮島です。この三景は江戸時代の儒学者、林春斎が著書「日本国事跡考」に記したことが由来とされており、国民投票とかで選ばれたわけではありません。ところが、近年選定された三景とか八景とか百景というのは、新聞社や雑誌社などが誌面で公募し選定したものが多い。ご多分に漏れず、この日本三景も実業之日本社が、雑誌『婦人世界』創刊10周年企画として、1915年(大正4年)9月1日発行の「婦人世界 9月号」にて公募し、翌年3月に刊行した「婦人世界 臨時増刊号」で発表しています。そこで選ばれた3景は、北海道の大沼公園、静岡県の三保の松原、大分県の耶馬溪。この3地には、1918年(大正7年)に立派な石碑が建立されています。そして驚くなかれ、碑銘はあの東郷平八郎の書なのであります!筆者としては、新三景はどうでもよくて、東郷平八郎の直筆碑銘の方が遥かに価値が高いと感じています!皆さまは如何でしょうか・・・

碑銘には、横書きで大沼公園、縦書きで新三景之碑と、東郷平八郎の力強い書が刻まれている

背面には、実業之日本社主催による日本新三景の選定云々という経緯が刻まれている

石碑は幹線道路沿いに建っているものの、間に遊歩道があり、さらに樹木に囲まれた中にあり、クルマで通りかかっても目に止まることはありません。

【住所】亀田郡七飯町大沼町
【滞在目安時間】10分
【駐車場】あり/無料

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