洞爺湖の南西岸に小さく突き出た岬があります。陸続きなのですが「珍小島」という名称のスポット。ひらがなで書くと「ちんこじま」なわけで、問題はどこで区切るかですね・・・。「ちん・こじま」なら問題ありませんが、「ちんこ・じま」ならちょっとエッチです!島に中には何かがいっぱい立っているのでしょうか? ん、なわけはありませんが、まずは、正体を暴くべき上陸してみましょう。
温泉街周辺の洞爺湖岸には、公園と駐車場が幾つも整備されているのですが、立ち寄ったことがある人は多いでしょう。最も有名な公園は「有珠山噴火記念公園」。現代アートなどが置かれているきれいな公園です。珍小島はこの公園に隣接するポケットパークからアクセス。ポケットパークの名称も「珍小島公園」。駐車場とトイレを完備。ちなみにこれらの湖岸公園と駐車場ですが、2000年の有珠山噴火の時は湖面でした。噴火の後に整備されたのですが、公園の下にあるのは火山灰と瓦礫です。有珠山噴火の際に温泉街に降り積もった火山灰は数メートルに達しています。この火山灰をどう処分するかという議論の末、生み出されたのが湖岸の整備でした。厄介者の火山灰と一部の瓦礫を使い湖岸を埋め立て公園化したのでした。なので、「有珠山噴火記念公園」なんですね。
話が珍小島からそれてしみましたが、この火山灰公園から200mほど歩いたところに島があります。樹木に覆われているため小高い丘があるのかと思いきや、完全にフラット。熊でも出そうな雰囲気ですが、当然この中には居りません。よく踏み歩かれた小径があるのですが、その周囲には得体の知れない植物が生い茂っています。小さな竹のような感じですが、竹の北限は松前町辺りなので、ここには無いはず。調べてみましたが判りません。知っている人は是非教えてください!
島の中央には2基の石碑と、国土地理院の4等三角点があるのみ。ゼヒ足を運んで見てください!とは口が裂けてもいえない、な〜んにも見所のないスポットです。な〜んにもないからこそ訪れてみたいというへそ曲がりスポットです。ぜひ!へそ曲がりさん!!
トイレもある駐車場
駐車場から望む珍小島
砂州を渡り、島の入口に
いよいよ進入!
小径の脇に群生する謎の植物
植物に疎くて申し訳ないのですが、ここ以外では見たことがない
島の中央部に到着。2本の石碑がぽつんと立つのみ
大きな石碑は台座に「大正七年三月」と刻まれる
国土地理院の四等三角点も
【住所】虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉168
【電話】TEL:0142-75-2446/洞爺湖温泉観光協会
【入場料】無料
【入場規制】特に規制なし
【滞在目安時間】15分
【駐車場】あり/無料
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