1919年(大正8年)に十勝の開拓に入植した栗林元次郎なる人物が、日高の山中で長さ6m、重さ200トンの巨石を発見。1974年(昭和49年)、何を思ったのか、この巨石を運び出すことに。現代に於いてもこれだけの代物はおいそれとは運搬できません。当時、どのような方法で運び出したのかは判りませんが、かなり高額な費用をかけてここまで運び出したようです。一説には、運搬費用があまりも高額となり資金が尽きてここで諦めた、などという話があるようですが、実際のところは、この先にある橋の重量制限超過のため断念したようです。この岩は、学術的には「石英片岩」なるものに分類されており、全体が青味を帯びているのが特徴。きっと山奥で「青い巨石だぁ〜これは珍しい〜持って帰ろ〜」と相成ったのでしょうか。ちなみに現在の所有者は日高町です。町に寄贈されたのだそうです。
大きさ比較のため車を横付け
梯子があり上に登れます
裏側はこんな感じ。周囲もよく整備されています
【住所】沙流郡日高町千栄
【電話】TEL:01457-6-2008/日高町観光協会
【滞在目安時間】10分
【駐車場】あり/無料
【アクセス】国道から一般道を6.5kmのところにあります。全線舗装です。
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