国道344号。通称知床横断道路の斜里町と羅臼町を結ぶ峠道。1980年開通の、北海道では比較的新しい道路です。標高738mの峠からの展望は、羅臼岳と樹海、国後島が丸見え。抜群の絶景です!なお、道路の状況ですが、ウトロ側はタイトコーナーも少なく伸びやかな感じ。青い海と青い空がとても大きな景観があります。ひとたび峠を越えて羅臼側に入ると北海道ではキツイ部類といえるクネクネ道路。特に濃霧時にぶつかった場合は相応の注意が必要です。天候が悪いときは、展望はまったくありません。しかし、いったん晴れ渡れば、蛇行した峠道と国後島のコラボレーションが素晴らしい。羅臼側とウトロ側が同時に晴天というのは、年に何度もないほど希です。ここは運勝負といえます。
2007年8月初旬に知床峠のベストショットを狙い3日間滞在したが、ついに天候に恵まれることはなかった。雲海の上に浮かぶ国後島を撮ったのがいっぱいいっぱい。これはこれで幻想的なのかもしれないが、ほぼ毎年のように足を運んでも、いまだ一度として晴天には恵まれていない・・・・。なお、このアングルは知床峠からのものではない。やや羅臼側に下りた地点での撮影。どこなのかは現地で探ってみてください。
知床峠駐車場の様子
オホーツク側が晴天でも、羅臼側は厚い雲の下
オホーツク側より登ってきた。誰もがこの辺りで写真を撮るだろう
オホーツク海を背景にアーチを描く横断道路
●料金:無料 ●滞在時間:60分 ●住所:斜里郡斜里町〜目梨郡羅臼町 ●駐車場:あり/無料 ●GPS:北緯44°03′14″東経145°06′16″
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