海岸線を通る覆道の外に、大きな岩があります。素人が見ればそこら辺にあるようなただの岩。看板が建っていなければ気にも留めず通過するでしょう。ところがこの岩はタダモノではありません。「角閃岩が片麻岩に包まれている状態」。これを褶曲(しゅうきょく)というのだそうです。角閃岩は海洋プレートの岩石で、片麻岩は大陸プレートの岩石。まったく性質も生成場所も異なる岩石が、ロールケーキのようにクルリと巻かれているわけです。どうすればこうなるのでしょうか。ゴジラでもこんなことはできません! 地殻変動の凄い現象を見られるということです。足を停める価値はちょっとありそうです。
ピンクのラインが、2種類の岩石の境界面です。よ〜く見ると角閃岩がくるりとロール状になっているのが判ります。
ここは覆道の外部にあるため駐車場はなし。覆道内の駐車も危険ですので要注意
覆道の東側に駐車帯があるのでココを利用してください。もしくは大正トンネルのスポットから100mなので歩いてください
【住所】様似郡様似町公満 【電話】TEL:0146-36-2416/様似町観光協会 【滞在時間】10分 【駐車場】なし/駐車帯か大正トンネルPを利用
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