称名(しょうみょう)寺は、函館地区では別項の高龍寺に次ぐ古寺で、1644年(寛永20年)創建。にもかかわらず、山門から本堂まで今どきのコンクリート製。今どきといっても建築されたのは1929年(昭和4年)なので、築90年越という代物。これは度重なる大火のため3回焼失しており、耐火建築になったという経緯があります。さて、立派な山門をくぐり抜けると、函館のあちこちで見受ける観光案内塔が仁王立ち。ここが普通の寺でないことを物語っています。過去の歴史では、英国や仏国の領事館が置かれたり、箱館戦争では新選組の屯所にもなっています。そして現在は、有名著名人の墓や顕彰碑、各種の慰霊碑など見どころ満載のスポットとなっています。その中でも目を見張るのは、土方歳三と新選組兵士の供養碑、高田屋嘉兵衛の供養碑と一族の墓、日本初の気象観測所を開設した福士成豊の墓、日魯漁業(現在のマルハニチロ)創設者の堤清六の墓などがあります。函館をより深く掘り下げて観たいという人は必訪スポットです。
スポットマップ
山門もコンクリート製で立派
高田屋嘉兵衛の顕彰碑
太平洋戦争に関係する慰霊碑とモニュメント。主に函館空襲で亡くなった戦災者の慰霊。右側の石碑の裏面には、別項の青函連絡船空襲に関する記述が詳しく刻まれています。
境内の見どころ案内板の右下にあるのが土方歳三の供養碑。思いのほか小さいので驚かないように!
土方歳三と隊士4名の名前が刻まれている
墓地の奥にある高田屋嘉兵衛一族の墓
【住所】函館市舟見町18-14 【電話】TEL:0138-23-0574 【開門時間】9:00~16:00 【拝観料】無料 【滞在目安時間】20分 【駐車場】あり/無料
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