えりも町にもあった!昭和津波碑

東北の三陸海岸各所にある津波碑、同じものがえりも町にもある

1933年(昭和8年)に発生した「昭和三陸津波」。東日本大震災と同じ2万余名の人名が奪われた大震災でした。このとき、朝日新聞社が集めた義援金が被災各地に配分されており、その一部を使って津波碑が建立されました。その数は200基あまり。青森県、岩手県、宮城県に建てられているのですが、北海道えりも町にも2基の津波碑があったのです。どちらも碑文に、朝日新聞社の義援金により建立と刻まれています。えりも町にも津波が襲来したことによる建立ですが、襲来した津波の波高は14.2mだったそうです!北海道でも大きな被害が出たんですね〜。この朝日新聞系の津波碑は、えりも町以外にもあるのではないかと思いますが、今のところ所在を突き止めていません。見つけ次第記事にしたいと思います。

えりも町庶野に建つ昭和三陸津波碑。碑文は「しんしょうりさいきねん」と刻まれている

国道沿いの「庶野学校前」バス亭脇にある

津波碑の足元に説明板が別にある

【住所】幌泉郡えりも町字庶野512
【滞在目安時間】5分
【駐車場】なし

襟裳岬を眼前にする、えりも市街地のほぼ中央に位置する「襟裳神社」。真っ赤な鳥居の脇に庶野と同じ津波碑が建っている。碑銘は「しんしょうりさいきねん」、脇に「地震海鳴りそら津浪」の標語が刻まれている

【住所】幌泉郡えりも町字えりも岬170−9
【滞在目安時間】5分
【駐車場】あり/無料/未舗装

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