カメラ小僧なら必訪のマニアックスポット_一の沢水源地

近代水道百選に選定の名所でもある

この一の沢水源地(池ではなく地!)は、堤長130m、堤高10mの堤防により堰き止められている人工溜池。この水源から供給された水は、1908年(明治41年)に供用が開始されたのもので、北海道では函館に次いで2番目の水道施設となっています。ちなみに全国では16番目。取水塔を採用した水源地は北海道では記念すべき第1号。現在は飲料用の水道水としては利用されていませんが、ボイラー用水などとして現在でも使用されているとか。厚生省が企画した近代水道百選に指定されているほか、赤屋根が目を引く取水塔は岩見沢市指定文化財となっています。ただの溜池ではありますが、この赤屋根の取水塔がアクセントとなりなかなか素晴らしい景観を醸し出しています。日本各地には、このような水源地が多数ありますが、筆者の知りうる限りにおいて、高ポイントの風光明媚度を持っていると思います。相当なマイナースポットですが、ちょっとでも興味が湧いたら足を運んでみて下さい。特にカメラ小僧なら腕がなるスポットかもしれません。なお、堤防から100m手前にゲートがあり、自由勝手に立ち入ることはできません。ぜひ観たいという人は、岩見沢市の水道課に連絡すると対応してくれるとのことです。

堤脇には水道百選と指定文化財の2碑が建つ。この角度からだとパッとしませんが

取水塔へは立入できません

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【住所】三笠市萱野東(岩見沢市所有地)
【電話】TEL:0126-23-4111/岩見沢市水道部水道課
【入場】基本的に立入禁止
【滞在目安時間】15分
【駐車場】あり/無料

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