歌志内市という街をご存じでしょうか。北海道在住の方は知っているでしょう。しかし、道外の方になるとかなり怪しい。この歌志内市は、かつて炭鉱で賑わった街で、現在でも主要国道から離れた位置に中心市街地があるなど、通り一遍の旅では通過すらしない街のひとつ。この歌志内に神威岳という標高467mの里山があります。冬はスキー場として利用され、夏は雲海テラスや展望台として地味に人気があります。山頂まではスキー場の管理道路があり、全線舗装路で、道幅は狭いながらもアクセスは比較的楽ちん。ただ、管理道の入口から山頂までは大きく迂回しながら登るため、全長が3.6km。初めて訪れるとけっこう長く感じる距離です。東側の展望は歌志内の市街地を眼下に望みますが、山並みがメインといった感じ。西側は石狩平野の砂川から滝川方面を一望する大パノラマとなっており、比較的好展望が得られます。さすが山頂といった感じ。ただ、どちらにしても、東か西かの展望で、太陽の影響をガッツリ受ける方向。石狩平野の展望を狙うなら、午前中来訪が必須となりますのでご注意下さい。なお、南側にも鉄製の展望台があるのですが、今回の取材では見落としました。再訪の際は記事を更新いたします。
山頂にはこのような展望台が
スキーシーズンは監視塔なのでしょうか?
上記の展望台から望む。歌志内の街並みが眼下に。奥の山並みは夕張山地(クリック拡大)
西側にも展望地があり、ベンチとテーブルを設置
やや遠目に石狩平野が広がります。取材時は15時でモロ逆光。石狩平野のパノラマを見るなら午前中必訪です。 (クリックで拡大)
山頂に通じる管理道路。全線舗装済みですが、このように決して広くはありません
【住所】歌志内市歌神 【電話】TEL:0125-42-3215/産業課ふるさと振興グループ 【入場料】無料 【時間制限】特に規制なし 【定休日】特に規制なし/冬期道路閉鎖/スキーリフトで山頂に登れます 【滞在目安時間】20分 【駐車場】あり/無料
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