地図で見ても行ってみてもわかりますが、相当な山奥にある野天風呂。こんなにも山奥にもかかわらず、湯治湯として明治の頃から存在していたというから驚き。昭和50年代まで町営の保養所もあったほどの良好な泉質で、含ホウ酸-食塩硫化水素泉、源泉温度59.6度、pH6.1、飲泉も可という白濁の湯。現在入ることができる浴槽は元町営保養所の施設。自然災害により被災したために撤去されたが、地元の愛好会により復活、維持管理されている。国道口から5kmの未舗装林道を走るが、深砂利箇所はなく、多少の凸凹はあるもののフラットなダートで、OFFロードバイクはむろんONロードバイクでも腕に自信があれば問題なく来られます。神の子池の林道に比べればこちらの方が断然ラク。夏場は訪れる人がかなり多く、よほどのことがない限り遭難するようなことはないのですが、シーズン外や早朝の単独利用などは、ヒグマ生息地のど真ん中でもあるため、重々注意のうえ利用されたい。
川北温泉の全容、休憩小屋やトイレもある
裏側から見た写真。黒いホースで源泉、赤いホースで沢水を引いている
男湯
女湯
【住所】標津郡標津町川北1-3
【電話】TEL:標津郡標津町川北1-3/標津町役場
【料金】無料
【営業時間】特に規制なし
【定休日】特に規制なし/積雪期は林道閉鎖
【滞在時間】30分
【駐車場】あり/無料/未舗装
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