キャンプ旅のススメ

目次
1. キャンプの利点とマイナス点
2. 最低限のキャンプ装備とは
3. 正しいテント設営指南
4. 用具&装備選びのポイント
5. 自炊するや否や
6. ミニタープのすすめ
7. キャンプ装備・失敗しないネット購入指南

自炊するや否や

インスタント食品でもいいので、キャンプで自炊したいという人の最低限の装備は、コッフェルとバーナーです。バーナーはストーブとも呼ばれます。この2つの装備があればとりあえず食事を取ることができます。が、しかし、キャンプの夜はこの自炊という作業が一番楽しいものなのです。この醍醐味を一度覚えてしまうと完全にキャンプの虜になってしまいます。

最低限の用具を揃える

炊事をするには火力と鍋が必要です。キャンプ用の道具は数え切れないほどの種類と数量があります。その中で最も自分が楽しめそうなものを選ぶ。これがキャンプ道具を揃える基準です。

テントには幾つかの種類がありますが、ビギナーはツーリング専用設計のものが望ましいでしょう。メーカーも多くあり選択に迷いますが、特に注意する点は次の通りです。

筆者はこのセットで用が足りてます

ガスボンベが入る大きさがキモです

■まず初めはコッフェル
コッフェルとはキャンプ用のお鍋セットと考えてください。左の写真のように深底タイプと浅底タイプの器を2セットあれば大体の用は足ります。この4つで、煮る・炊く・焼くがほぼできるのです。筆者の場合は、このほかに20cmの小さなフライパンを持参していますが、それは慣れてからのことで。コッフェルはメーカーによって4点セットがあったり、3点セット、2点セット、あるいは単品と様々なバリエーションがあります。さらに、アルミ製、ステンレス製、チタン製など素材も様々。まず初めはアルミ製の安物からで十分。おおむね3,000円前後で揃うでしょう。このコッフェルを買うときの注意がひとつ。それはサイズです。あまり大きなものを買うと積載に苦労します。反面小さすぎると調理に苦労します。ひとつの目安は、バーナーを使う際に必要なガスボンベ(OD缶)が入る大きさです。こうしてボンベが収納できると積載上有利ですし、案外このサイズというのが基本的な大きさといえるからです。(実際にOD缶を使うかどうかは別問題ですが)

これがOD缶。150、250、500と種類もあります

■次にバーナー(ストーブとも呼ぶ)です
バーナーに関しては非常に多くの種類があり、かつ趣向に左右されるのでお薦めに難儀する代物です。ですが、あくまでもビギナーということで以下のバーナーをお薦めします。メーカそのものにはこだわりませんが、右の写真のようなOD缶と呼ばれる、ずんぐりした形状のガスカートリッジを使用するタイプと、コンビニやスーパーでも入手できるカセットガスを使用するタイプがあります。まずビギナーの人は、迷わずカセットガスタイプを選びましょう。カセットガスタイプは、一般的にOD缶よりパワーが低いとされますが、調理に影響が出て困るほどの差はありません。何よりものアドバンテージは、燃料がどこでも簡単に手に入るという点です。OD缶は専門店もしくはDIYセンターでないと入手できません。予定より早くガスが切れた、うっかり買い忘れた、などということがあれば、最悪その日は晩ご飯にありつけない憂き目に遭うかもしれません。なお、バーナーの選択には火力という重要な目安があります。おおむね3,000カロリー以上の製品を選ぶといいでしょう。

 

キャンプ用品はその人のスタイルによって様々な選択肢があります。今回ご紹介したのは最低限これであれば大きな失敗はないというレベル。あとは経験を重ねていって自分に合う道具をチョイスすればいいのです。ですから、一度買って完了。ということはキャンプを続ける限りあり得ないと思います。実は、出かける前の道具を揃える楽しみ、これもキャンプの醍醐味といえるかもしれません。

どうしてもOD缶が使いたい人には

ロングツーリングで自炊する場合、最大の問題はガスボンベの調達です。キャンプ用のOD缶はアウトドアショップなどでなければ入手できません。しかし、アウトドアショップはどこでもあるわけではありません。この問題を解決するのが「詰め替え君」です。これは何をする物かというと、コンビニなどで売られているカートリッジ式のボンベからガスを移動するという器具なのです。移動時間はおよそ10分前後。しかもガスボンベ<–>カートリッジ相互に移動できるため、ボンベの残りガスを1本にまとめるということにも使えます。カートリッジボンベは3本で200円というのもありますから、かなり経済的です。

これが「詰め替え君」
詰め替え君をカートリッジにセット
次にボンベに接続します
下にしてバルブを開けるとガスが移動を開始します。ただし、常温で行うと30分〜60分かかってしまいます。ガスの移動は引力によるものではなく、温度差に強く影響されるようです。早く移動させたい場合は、ボンベの温度をなるべく低下させる必要があります。家庭で行う場合は、ボンベを冷凍室に5分ほど入れてから移動するとわずか5分で終了します。キャンプなどの屋外ではボンベを水道などで冷やしながら移動させると10分で完了します。コンビニにある氷で冷やしながらだと、屋外でも5分で終了します。
上下を逆さまにすると、ガスボンベに残ったガスを、別の容器に集めることができます。集めたガスは別のボンベに移動することにより、ガスを無駄なく使い切ることができます。残り少なくなったボンベを持っていくかどうか迷ったことはありませんか? これで悩みは解決しますヨ!

いつもの米を食べたい派の人には!

自宅でいつも食べている米でないとイヤだ!という人には、恐ろしい武器があります。それは下記の「めし袋」です。何が恐ろしいのかというと、この袋にお米を入れて20分ほど水煮するだけで、ふっくらご飯が完璧に炊けるのです! しかも米を研ぐ必要もなく、かつ、お焦げが一切できないために後始末が楽勝という優れもの。水の調整も不要。水が少なくなるとドンドン足していけばいいのです。これは、特殊な繊維で出来ており、米糠を絞り出し、お米が必要としている水分だけを袋の中に取り込み、必要以外の水はいくら足しても袋内に侵入しないという、なぜなぜなぜ???の魔法の袋です。これでご飯を炊けば完璧です!

付属の計量カップで計ります
めし袋に投入
クシで閉じる
そのまま煮るだけ
中火程度で
水が減ったら適宜加水
25分煮て5分蒸らす
袋の再利用は不可のため、思い切って破り開けます。
器に移すとふっくらご飯に!

何を作ればいいのか

■まず初めはインスタント食品から
いきなり料理に挑戦しないで、まず初めはインスタント食品から始めてもいいのではないでしょうか。外で食べるインスタントラーメンなどは格別な味がするものです。また、簡単な調理としては焼き肉があります。パックものの焼き肉ならほとんどのコンビニに置いているでしょう。ご飯については、温めるだけで食べられるパックご飯でもアリ。小学校の炊事遠足を思い出して、飯ごう炊さんにチャレンジするのも、また一考。

■ちょっと慣れてきたら
キャンプに慣れてきても、本格的な料理はなかなか難しいのですが、インスタントものに手を加えるだけでも、食のバリエーションはずいぶん変わるのもです。たとえばレトルトカレーをご飯に載せるのではなく、スパゲティを茹でて、それに絡めるだけでも別の料理に変身!野菜炒めにレトルト親子丼の素を加えるだけで、素敵な野菜炒めが完成します。所詮キャンプ料理なのですから、美味しく食べられれば結果オーライなのです。

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